齊藤雅之のプロフィール

TRY展メンバー、左から「斉藤、竹内、故箱根姉、川口、福冨 1942 昭和17年東京都杉並区に生まれる。第二次大戦の真っただ中、東京を離れなかった父、母と防空壕の中で過ごしたこと、東京大空襲で真っ赤に染まった空の記憶。
戦後、自然豊かなのんびりとした東京でした。少年時代、画塾で林成巳先生、高校時代は一水会の新海覚雄先生のアトリエに通う。
1960 都立井草高校を卒業。美術の世界に導いてくれた青山先生との懐かしい思いでです。
1962 阿佐ヶ谷美術学園での二浪生活の後、武蔵野美術大学に入学。大学の第一期生です。
1967 同大学造形専攻科を修了。同大学の助手になる。(〜’71年)助手時代の武蔵野美大は紛争の嵐が吹き荒れた時代でした。
第44回春陽展初入選。以後、毎年出品。武蔵野美大同期の仲間12名とグループTRYを結成。
銀座村松画廊で第一回展を開催。ときわ画廊、椿近代画廊、文藝春秋画廊、ギャラリー高野、田中八重洲画廊、ぎゃらりー・うえすと、ぎゃるり・しらの,ギャラリー風などで44回を開催した。
1970 第47回春陽展にて新人賞を受賞。銀座東和画廊で初の個展を開催。
1972 第49回春陽展にて準会員に推挙される。
1975 イタリア・シエナ市主催の美術セミナーに参加。
1983 第60回春陽展にて会員に推挙される。
1987 春陽会5人会を小林裕児・沓間宏・三浦明範・坂田和之らと開催。
1989 work展 ’90’91銀座アートホールにて開催。
1992 アートポリス展を銀座ポケットパークにて開催。
2003 3月アトリエ透水會を三鷹より吉祥寺南町に移転し、齊藤雅之油彩塾を新規開講した。
2007 渋谷parco劇場にて、三谷幸喜作・演出の「コンフィダント・絆」の美術指導及び劇中の作品制作に係る。4月国立新美術館に移行初の第84回春陽展に「春雷」「宙」を出品。
2008 4月第85回春陽展に「彼岸の海」「祈りの宴」を出品
2009 4月第86回春陽展に「冬芽」「海の音」を出品
2010 4月第87回春陽展に「夢の記憶」「春の兆し」を出品

個展


「コンフィダント・絆」劇中の4人の画家「コンフィダト・絆」舞台銀座東和画廊、京橋花梨、荻窪江月、銀座GALLERY うえすと、田中八重洲ギャラリー、吉祥寺リベスト・ギャラリー、国立コートギャラリー、代官山ギャラリー・オリーブ等多数  2015.10/26〜31銀座GALLERY うえすとにて個展開催。


グループ展

1967年武蔵野美大の同級生12名とグループ「TRY]」を結成し第44回展を開催し同展を解散した。
その他グループ展多数。

著書

悟桐書院「油絵入門」

現在

春陽会会員として毎年油彩作品を発表しています。2003年12月にホームページを開設し作品などを公開しています。制作のテーマは安らぎの中に浮遊し、季節の移り変わりの中に育まれる人の生の本来のあり方を示すことです。(2009,11)新しいホームページを立ち上げ現在まで更新を続けています。
また、武蔵野美術大学の非常勤講師として学生の指導にあたっています。

2009.5武蔵野美大デザイン情報の講評を終えて・於9号館地下展示場